ロートアイアンを使ったデザインは可能?オーダーメイド品の製作や納期についても解説します。

「ロートアイアンってカッコいいけどインテリアにも使えるのかな?」

「納期はどれくらいかかるのだろう?」

このようにロートアイアンに興味があるものの、新しい店舗に取り入れるにはハードルが高く感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回のブログでは、実際にロートアイアンを使った改装を例に取って、製作までの工程や納期、どのようなインテリアとの相性が良いかを詳しく書いていきます。

 

ロートアイアンの歴史はローマ時代まで遡り、ヨーロッパで「手工芸鍛造」として発展してきました。代表的な例は、以下のような門扉やフェンス、階段の手すりとしての利用です。ですからレンガや漆喰、石材などヨーロッパを連想させる材との相性が非常に良いです。重厚で高級のある雰囲気が魅力的ですね。さらに植物の緑色も入ってくると、より映えます!笑

(参考写真 メタルクリエイト様より)

 

もともとは全て手作業による鍛造で作られていたロートアイアンですが、最近では既製品パーツの組み合わせによって作られることが大半のようです。そのため納期も短くなり、手の届きやすい価格の製品も多くなりました。

一方、現在でも全てがハンドメイドで作られる完全オリジナルの作品もありますが、非常に高価で納期も長くなります。

 

今回の改装で用いたロートアイアンのフェンスは、納期とコスト面を考慮してメタルクリエイト様のセミオーダー品を選定しました。

セミオーダーといっても、フェンスだけで20種類ほどもあるデザインの中から選定でき、サイズは1mm単位で指定可能です。納期は3週間ほどで、事前に計画していれば後期の短い美容業界の工事にも間に合います。

今回はシンプルなデザインを探していたので、FF-9141を選定しました。

テレビ下の白いブリックタイルと、ロートアイアンの重厚感がバッチりハマっていますね!

現場で寸法間違いの無いよう何度もサイズを測り、メタルクリエイト様と製作イメージをすり合わせます。

せっかく作って貰ったロートアイアンが現場に納まらない・・・。なんてことにもなりかねないので、この地道なサイズ確認作業は最も重要な工程の一つです。

(弊社施工図面)

(メタルクリエイト様 ロートアイアン製作図)

以上の図面で、寸法とデザインの確認が取れればいよいよロートアイアンの発注です!

 

今回の記事はココまでです。

【後半】は取付作業や、before / afterについてご紹介する予定ですのでお楽しみに!

ご拝読頂きありがとうございました。

関連記事

  1. afrodite / OSAKA
PAGE TOP