美容室改装 

コンプライアンスのデザイン

 

神戸西区の40坪の美容室の改装工事を終えました。

9日間というタイトな工事期間で照明器具取り替え、衛生機器取り替え、フロアのレイアウト変更、外観看板変更、タイル工事を含んだ内容たっぷりな内装工事でした。

 

現場調査時の写メ

物件の特徴は広く、綺麗に整っていること。

最寄駅周辺には大学や施設が多く人通りも多く、現状の課題は外観含めて馴染み過ぎているところ。

この美容室の上の階は全て「老人ホームや託児所。クリニック」であることから、デザイン段階でこの建物&商業施設内で目立つが浮きすぎないことを意識しました。

non designではとにかく路面から気持ちよく目立つ店作りをしています。

 

昔工事中に『工事がうるさい!』や『夜中にめちゃ音出しちゃってる工事』をしたことがあり炎上してしまったので、これまで正直私は沢山失敗しています/

常識から程遠い過去から学び、綺麗めなお洋服で全てのフロアを全室工事前の挨拶に伺いました。

そこに膨大な時間をかけたりします。

 

 

そしてデザインの話に戻るとこの端正な商業施設内でのデザイン任務を与えていきます.

スッキリシンプル。そして強くあれ!と。

 

今回はとにかく工事の日数が少ないのでデザインはシート系+壁紙クロス+塩ビタイルのオーソドックススタイルで

 

 

規格の中でどれだけオシャレで質感を出していくかを、面に奥生きを与えられるかをセレクトしていき

継ぎ目ができるだけ見えないテクスチャで面の途切れを無くしていき広さを主張。

タイルの目地幅も指定しています。

受付の鞄を置く棚板も下面をVカットして薄くタイトに見えるように

シンプルが映える設計をしました。

 

 

センターにある植栽の鉢は正面以外は扉になっておりタオルが3段収納、ヘアアイロンやバリカンを充電ができる機能があります。

 

 

 

色の濃淡とブースごとの照度の強弱で雰囲気良し。

 

周りの中の一つの商業。

 

それぞれが何を求めているのか?

 

をアジャストさせていく楽しさを感じました。

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